枝豆を冷凍で生のまま保存できる?保存期間や上手な解凍方法を紹介!      

夏になると枝豆が美味しい季節!

 

スーパーなどでも、枝付きの枝豆がたくさん販売されており、お酒のおつまみにもぴったりですし、子供にも人気があり、お弁当の彩りや隙間埋めなど、大活躍してくれます。

 

そこで、スーパーなどの特売で安く購入してたくさんある場合や、頂き物などで一度に食べきれない時など、旬をすぎても美味しく食べるための保存方法など紹介していきます。

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枝豆を冷凍で生のまま保存する方法!冷凍で半年も経過した場合は?

 

枝豆は湯がいたりなど火を通して保存しておくより、生のまま冷凍保存しておくほうが、美味しく食べられます。

 

茹で加減などの面倒な下ごしらえや、冷ましたりなども省くことが出来るので、枝豆がたくさんあって一度で食べきれない時は、ぜひ冷凍保存をしてください。

 

(冷凍保存の方法)

 

1.まず枝付きの枝豆であれば、枝からとります。

 

2.そしてサヤに入ったまま、枝豆を軽く水で洗います。

この時に、枝豆のサヤについたホコリなどの汚れを取り除きます。

 

3.水で綺麗に洗ったら、キッチンペーパーなどで水分を取り除きます。

 

4.水分を取り除いた枝豆は、ジッパー付きの保存袋に入れて、冷凍保存します。

 

  • 注意点

 

なるべく全体が均等に冷凍できるように、保存袋に入れた枝豆は平らになるようにして、急速冷凍をするようにしましょう。

 

お使いの冷蔵庫によっては、急速冷凍の機能があるものやないものがあります。

 

急速冷凍の機能がない場合でも、アルミのパットを使ってその上に、枝豆の入った保存袋を置いておいたり、アルミホイルで包んでも熱伝導率があがり、急速冷凍と同じように冷凍ができますので、ぜひ試してください。

 

(保存期間)

 

では、冷凍保存した枝豆はどのくらい保存ができるのでしょうか。

 

冷凍庫での保存は、1ヶ月ほどです。

 

冷凍するので、長期間保存できるのでは?と考えるかもしれませんが、枝豆は冷凍して1ヶ月を目安に食べきるようにしましょう。

 

ですが冷凍庫には、いろいろなものを保存されている方も多く、半年など長期間冷凍庫に入っていたままのものは食べられるのでしょうか?

 

枝豆は冷凍庫で保存していても、庫内のちょっとした温度変化でも鮮度が落ちやすくなっています。

 

冷凍庫の開け閉めが多いほど、冷凍庫内の温度変化が激しくなってしまうため、半年など適切な保存期間より長期間冷凍庫に入れておくと、食べる際には品質も悪くなっている可能性があります。

 

スーパーなどの冷凍食品売り場にある、冷凍のものは賞味期限は記載されていますが、消費期限は記載されていません。

 

大体が賞味期限から半年程までであれば食べることは出来るようですが、味が落ちていることもあるため、美味しく食べられる賞味期限内に食べることをお勧めします。

 

このようなことから、自分で冷凍保存する場合は出来るだけ1ヶ月を目安に食べ切るのが、1番美味しく食べられると思います。

 

生で枝豆の冷凍をした場合の解凍方法は?解凍後の日持ちはどれ位?

では生のまま枝豆を冷凍した場合は、使う時はどうやって解凍するのが1番美味しく食べられるのでしょうか。

そこで枝豆の上手な茹で方を2種類紹介します。

 

・ お湯を沸かし塩を入れて3分から4分間湯がきます。

これは冷凍されてない通常の生の枝豆を湯がくときの時間のため、 生のまま冷凍しておくと食べる際には湯がく必要があるため、湯がき方は同じですが2分ほど長めに湯がくといいでしょう。

湯がき終わったらザルに上げて粗熱をとります。

最後にお好みで塩を振ったら出来上がりです。

 

この 湯がく時間では程よい柔らかさに仕上げることができます。

 

・もう一つは枝豆農家の方が考案したゆで方です。

こちらは茹で方は一緒ですが茹でる時間がわずか1分半です。

こちらも冷凍されていない生のままの枝豆を湯がく時の時間になりますので、 冷凍した生の枝豆を湯がく場合にはこちらも、 2分ほど眺めに湯がくといいかもしれません。

 

わずか1分版の茹で時間では、枝豆は食感は硬めであり、 枝豆の食感をしっかりと味わうことができます。

 

(枝豆を茹でる時のポイント)

 

枝豆の茹でる時のポイントは一番は塩加減です。

茹でる時間は、お好みの食感に合わせて変えることができますが、一番美味しく湯がくには塩加減が重要です。

 

一番美味しく出来上がり目安は塩分濃度が4%です。

 

1ℓのお水に対してお塩が40g 必要になります。

 

生の枝豆をそのまま湯がく時には、枝豆のサヤの両端をハサミで切り落としておくとサヤの仲間で塩分が染み込みやすくなるため、さらに美味しく仕上がります。

 

また、 サヤに入った枝豆を塩もみすることでも 塩味が染み込みやすくなる上に、 サヤの産毛も取れて茹で上がりが色鮮やかになるため、時間がある場合は塩もみをして10分から1時間ほどおいてから湯がくといいでしょう。

 

もし塩もみをして湯がく場合には、お湯に塩を入れる時は塩もみした時の塩の分量を引くことも大事です。

 

そして塩もみをした後は洗い流さず茹でるようにしましょう。

解凍する方法について紹介しましたが、生のまま冷凍しておいた枝豆は食べる際には湯がく必要があるため、 美味しく食べるために湯がく方法の説明になってしまいましたが、湯がく前に1度解凍しておきたい場合は、 自然解凍するといいでしょう。

 

解凍するために電子レンジなどを利用すると、解凍にムラができてしまうため凍ったままでも調理ができるため、解凍するまでの時間がない場合には凍ったまま湯がくなどして調理するといいでしょう。

 

(解凍した枝豆の日持ち期間)

 

一度冷凍したものを解凍してしまうと、一気に食品の劣化が進んでしまうためできれば一度解凍したものはすぐに食べるようにすることをお勧めします。

 

もし一度に食べきれなかったとしても解凍した日を含めて二日以内であれば大丈夫かもしれませんが、冷凍しておいたものを一度解凍した場合には その日に食べきることを前提とし、翌日などに余ったものを回す場合にも自己責任で、匂いや状態を確認して決めてください。

 

そして一度解凍したものは再冷凍はできません。

できないというよりは美味しく食べれなくなってしまいます。

一度冷凍しておいたものを解凍してしまうと、もう一度冷凍するとなると食品の組織も壊れてしまいおいしくなくなってしまいます。

また 劣化だけではなく、冷凍することにより休眠していた細菌が増殖してしまい、食中毒を引き起こす毒素を作る可能性があるため、もったいないですが処分するようにしましょう。

美味しい枝豆を食べて欲しい

 

子供から大人まで好まれる枝豆。

 

たくさんあるときでも、いつでも美味しく食べられるように、是非皆さんも冷凍庫を活用して美味しい枝豆をそのまま保存して、たくさん味わってください。