皆さんは太陽を直視しているということはありませんか?
普段ではあまり太陽を直接見るということもないかもしれませんが、皆既日食など普段は見られないようなものを見られるという時になると、見たくなると思います。
ですが太陽を見るときには気をつけなければならないことがあります。
・太陽を直接見るのは虫眼鏡で光を集めていると言うことと同じである
・太陽は目に見えない光をたくさん放出している
という理由からです。
そこで今回は、太陽を直接見ると失明してしまうのか?太陽を直接見ることでの目のダメージや、太陽を見るときに女にダメージを与えない道具などを紹介していきます。
太陽を見る時間の長さによって失明する?光から受ける目へのダメージ
太陽は直接見続けてはいけないと言われています。
それは失明してしまう可能性があるからです。
たとえ失明をしなくても、目に何らかの障害が残る可能性もあります。
もし太陽を直視すると、たとえ1秒程度でも女の組織が損傷を受けるとも言われています。
実際に日食の観測や宗教的な行事で、直接太陽を見て視力が低下したという方や、失明してしまったという方もいるようです。
また、一時的ではありますが障害が残るといったこともあるようです。
・太陽の縁が紅色になったり蒼色になったりなど、太陽の色が安定しなくなる。
・ 数分間太陽を直視していると、明るく感じなくなり、黒いように感じるようになってしまう
・さらに見ていると目の前に黒い点が現れる。
その黒い点はどこへ向いても黒い点がついてくる。
というような一時的な障害ではあってもこのようなことが起こります。
この症状は数十分続いたりなどするため、それだけ目にダメージが与えられているということになります。
ですから太陽光を直接見るのは、最悪失明をしてしまうということもあるため絶対に直視しないようにしましょう。
太陽を見るときに使える道具!目を傷めないようにするレンズとは?
太陽を観測するには、強い太陽光から姫を守ることが必要不可欠となります。
道具を使わずに直接見ることはもちろん、望遠鏡で太陽を直接覗かないということや、現行のための道具選びなども、太陽を観察するには正しい知識が必要になります。
1.望遠鏡を使う
望遠鏡を使う場合は、望遠鏡はレンズや鏡で光を集めてしまうため、望遠鏡で直接太陽を覗くと、強烈な熱で目を痛めてしまい失明してしまう恐れがあります。
要するに望遠鏡は大きな虫眼鏡のようなものなので、望遠鏡を使うと言いましたが直接覗く行為はやめてください。
望遠鏡を使って太陽を観測する時には、「投影法」という方法を取り入れます。
これはレンズから出てきた太陽の光を、白い板に移して間接的に高める方法です。
この方法は一度で大人数で楽しむこともできます。
またこの方法は太陽黒点を観測するにも有効な観察方法となるため、望遠鏡を使って太陽観測をしようと考えている方は、この「投影法」を取り入れてみましょう。
2.日食メガネを利用する
これはカメラ店や文房具店、眼鏡店やホームセンターなど一部の店舗で取り扱いがあります。
本屋さんでは「日食ガイドブック」などという書籍の付録として、日食メガネが入手することもできます。
3.溶接用などの遮光グラスを使う
お値段も1000円以内で入手できるということもあります。
太陽観察に適しているのは13度ですが、これは取り寄せをしなければ入試が難しいかもしれません。
そのため付録として入手したものやホームセンターなどで購入したものでは、遮光度が足りないということもあるため、入試が難しい場合は一枚重ねて使う方法もあります。
しかしこの道具を使っても長時間太陽を見続けるのはやめましょう。
数秒眺めたらしばらく休憩というのを繰り返し、目がチカチカしてきたとか涙が出てきたなどの、違和感がある場合には反則を中断するように心がけましょう。
3.倉敷科学センターで太陽観察をする
こちらには口径25㎝ の太陽専用望遠鏡というものがあります。
ここから取り込まれた太陽は、太陽観測コーナーまで導かれ、直径1メートルの大きさで投影してくれます。
上記で紹介した望遠鏡で投影法を用いるというのと同じやり方で、望遠鏡を持っていなくてもこのような場所で観測をすることができます。
またここでは大きな太陽像になる為黒点の微細な構造もよく見ることができます。
近くにこのような太陽観測のできる施設などがあれば安全に太陽の観測ができるのではないでしょうか。
太陽を観測するために
大人になると太陽の観測などする機会というものがないかもしれませんが、 例えば 子供の自由研究にしたいということもあるかと思います。
また日食など観察してみたいという方もいることでしょう。
ですが観察の方法を間違えると、目にダメージを受けたり最悪の場合失明するなどの危険性があります。
そのため観測方法を間違えないように、 こちらを参考にして目にダメージを与えないように、望遠鏡の投影法を取り入れたり、日食メガネや遮光グラスなどを利用し安全に観察をしましょう。
また少しでも観察をしている時に目に異変を感じた場合はすぐに中断するようにしましょう。