牡蠣の美味しいシーズンになりました。
美味しい牡蠣をお腹いっぱい食べたいと思う方も多いのではないでしょうか?
最近はオイスターバーなども人気で、生の新鮮な牡蠣を食べられるお店も増えています。
スーパーなどでも生食用の牡蠣が売られているので、自宅でも牡蠣が楽しめます。
今回は生食用の牡蠣にスポットを当て、色々な角度から情報をお伝えします。
洗い方から、美味しい食べ方まで、幅広く生食用の牡蠣を知りましょう。
生食用の牡蠣とはどんな食品?
生食用の牡蠣と言うと、鮮度のいい牡蠣を利用しパックされたものを思い浮かべると思います。
しかし、どうやら違うようです。
実は、生食用の牡蠣というものは、単純に鮮度がいいから、生食というわけではありません。
まずは、生食用の牡蠣について知りましょう。
生食用の牡蠣は、「生食」の文字が入っているため、生で食べることが前提になっています。
牡蠣はあたりやすい食品であり、生で食べるためには、保健所が定めた基準をクリアする必要があります。
生食用の牡蠣の場合、保健所が定めた雑菌などが少ない指定の海域で、養殖されていることが条件になっています。
つまり、生食用の牡蠣は、鮮度ではなく、どの海で獲ったかが重要になるのです。
保健所の基準をクリアした海域で養殖された牡蠣を、減菌洗浄し、殺菌処理済みの海水と一緒にパックしたのが生食用の牡蠣となっています。
生食用牡蠣の洗い方を確認しよう
生食用の牡蠣を美味しく食べるためには、洗い方が重要になってきます。
まずは、しっかりとした洗い方をマスターしましょう。
パックされた生食用の牡蠣は、そのまま食べても問題ありませんが、洗ってから食べた方が、美味しくいただけます。
では、どんな洗い方をすればいいのでしょうか?
①生食用の牡蠣をざるに上げ、塩を適量ふる
②身を崩さないように、軽くもみ洗いする
③ぬめりが取れたら水で洗い流す
④最後に氷水でしめると美味しくなります
このようなステップを踏むだけで、牡蠣は美味しくいただけます。
生食用の牡蠣は商品によっては、臭みある場合があります。
また、汚れがあったり、ぬめりがあったりするので、より一層美味しく食べるのであれば、洗ってから食べることをおすすめします。
余談になりますが、牡蠣は器に入れてもいいのですが、殻があると、一層美味しそうに見えます。
そのため、一度殻付きの牡蠣を買ってきて、それをお皿代わりに保存しておくと、色々使えるので便利です。
ぜひ、覚えておいてください。
生食用牡蠣の美味しい食べ方を紹介
生食用の牡蠣の美味しい食べ方を見ていきましょう。
一体どんな食べ方がおすすめなのでしょうか?
生食用の牡蠣の定番の食べ方と言うと、やはり「酢牡蠣」です。
これが一番おすすめの食べ方となっているので、作り方を見ていきましょう。
【酢牡蠣の材料】
・酢牡蠣:150g
・かけ酢:レモンやダイダイなどを少々
・酢:大さじ3
・だし:大さじ1
・醤油:小さじ1/4
・塩:少々
【酢牡蠣の作り方】
①洗い方の項で説明したように牡蠣を洗う
②かけ酢の材料を合わせて、食べる直前にかけ酢を大さじ1牡蠣にふりかける
③牡蠣を器に盛り、かけ酢をかけて食べる
酢牡蠣は非常に簡単できる生食用の牡蠣の食べかたです。
生食用の牡蠣の美味しさを存分に堪能できるため、ついつい何個も食べてしまいます。
重要なのは、しっかりと洗って下処理をしておくことでしょう。
洗い方で説明した通り、塩でもみあらいし、流水で汚れを落としてから食べると、より一層美味しくいただけます。
酢牡蠣を食べて、生食用の牡蠣を楽しみましょう。
生食用牡蠣は下処理をせずに食べるとどうなる?
基本的に生食用の牡蠣は、指定された海域で減菌処理をされてから出荷されています。
現在は技術も発達しており、生食用の牡蠣はしっかりと減菌処理済みです。
そのため下処理をしなくても、パックから取り出してそのまま食べてしまっても問題はありません。
しかし、既に説明していますが、パックされた生食用の牡蠣には、独特の臭いがあったり、ぬめりがあったりします。
故に、より一層美味しく食べるためには、下処理をしてから食べることをおすすめします。
下処理の方法は、そこまで難しくはありません。
ざるに牡蠣を上げて、塩でもみ洗いするだけになります。
これだけでの処理で一層牡蠣が美味しくなるのですから、生食用の牡蠣を購入した場合は、面倒くさがらずに下処理をしてから食べましょう。
下処理をしてみるとわかるのですが、生食用の牡蠣は意外と汚れています。
しっかりと汚れを落とし、下処理をすれば、美味しい牡蠣を食べられるようになります。
牡蠣を美味しく食べるために
生食用の牡蠣を使っていろいろな牡蠣料理を堪能しましょう。
今回は、生食用牡蠣について解説し、洗い方から美味しい食べ方まで見ていきました。
生食用の牡蠣は、保健所が指定した海域で生産されているので、そのまま食べても問題ありません。
しかし、より一層美味しく食べるには、下処理をしたから食べるとよいでしょう。
下処理の方法も決して難しくはありません。
誰でも簡単にできる方法なので、積極的に試してみてください。
本記事を参考にしながら、生食用の牡蠣を堪能していきましょう。