夏になるときゅうりが美味しい時期ですね。
しかしきゅうりは水分を多く傷みやすいので、いくら冷蔵庫で保存をしていてもしなしなになっていたりぶよぶよになりがちですよね。
旬の野菜はスーパーなどでも安く手に入れることが出来たり、家庭菜園で 一度にたくさん収穫できたりして、美味しいきゅうりをたくさん食べるのは嬉しいですが、すぐに傷んでしまうため美味しい状態のままきゅうりを食べきるのが難しいという場合もあります。
今では色んな食材の冷凍保存の方法などたくさん紹介されていますが、夏野菜の中でも特に水分の多いきゅうりは、冷凍してしまうと水分が抜けて美味しくなくなってしまいそうというイメージがありますよね。
ですが実はきゅうりはそのまままるごと冷凍して美味しく食べることができるのです。
そこで今回はキュウリの冷凍保存方法や、冷凍保存しておいたきゅうりのおいしい食べ方など紹介していきます。
きゅうりを冷凍でそのまま保存!解凍の仕方次第で美味しく食べられる
きゅうりは 水分が多い野菜なので、冷凍すると組織が壊れてしまい食感が無くなります。
そのためまるごときゅうりを冷凍した場合は、保存期間は一週間程度と言えるでしょう。
また水分の多い野菜のため、解凍方法を間違えるとべちゃべちゃになってしまいきゅうりそのものの美味しさを味わうことができなくなってしまいます。
きゅうりを冷凍する場合に一番大切なことは、「 すばやく冷凍」させることです。
冷凍する時間がかかればかかるほど、食材の風味が落ちてしまいます。
アルミのトレイなど 上手に使いすばやく冷凍するようにしましょう。
(解凍方法)
・まず冷凍庫から出したら常温に5分ほど置いておきます。
表面は溶けていますが仲が凍ったままでも包丁で切ることができるようになります。
・次に凍ったまま少し厚めに切り、完全に回答される前にピクルスや浅漬けなどの駅につけておくと、回答されて水分が出ながら味がしっかりと染み込みます。
・また薄く切って完全に解凍されたら、水分をしぼります。
生のきゅうりをスライスして塩もみをした時と同じような状態になります。
それをそのままポテトサラダに入れたり酢の物などに入れると、ポリポリとした食感も楽しむことができます。
そしておすすめの食べ方は、半解凍したら薄切りをして中が凍ったまま食べるという食べ方です。
完全に回答する前に食べると、 シャリシャリしたシャーベット状態のきゅうりも楽しむことができます。
きゅうりを一度冷凍すると、冷凍する前のそのままのきゅうりと同じ食感を味わうことは難しいですが、冷凍特有のシャリシャリのシャーベット状態を楽しむことができ、 暑い時期に冷しゃぶ屋冷奴などのトッピングにしても、食が進むいっぺんにもなります。
胡瓜の酢の物は冷凍で保存できる?食感が保てる解凍のコツは?
きゅうりの酢の物は冷凍保存もできないこともありません。
そもそも酢の物は冷蔵庫でも数日間は保存しておくことができるため、そのもののそのままの美味しさを味わうためには冷蔵庫で保存しておき早く食べきることをお勧めします。
どうしても酢の物にしたものを冷凍保存しておくのであれば、冷凍庫に入れて保存をしてもいいでしょう。
しかし完全に解凍してしまうと、解凍することにより味が水っぽくなってしまい美味しくなくなってしまうこともあります。
冷凍した酢の物解凍して食べる時は、冷蔵庫に半日ほど入れておき食べる時には完全に回答しきっていない状態ぐらいで食べると、きゅうりのシャキシャキ感を味わうことができます。
ですが一番冷凍保存するのにおすすめなのは、酢の物など味付けをする前の塩もみしただけの状態で保存しておくことが望ましいです。
一度にたくさん作りすぎてしまうこともあるかと思いますが、 なるべく冷蔵庫で保存しておける期間内に食べきれる量だけ味付けをし、余ったきゅうりは塩もみをして冷凍保存をしておくと良いでしょう。
塩もみをしただけのきゅうりは、自然解凍してから利用することができます。
解凍後には軽く水気を絞りお好みで少々塩を振ると、またその桃屋ポテトサラダなどに使うことができます。
冷凍保存で賢く食べる
旬の季節になると、 食卓にも多く取り入れられるきゅうりですが、家庭菜園などで一度にたくさんきゅうりを保存しておかなければいけないという状況もよくあると思います。
きゅうりの97%が水分と言われている、 野菜の中でも水分の多いきゅうりですが、水分多いものは冷凍保存に向いていないと言われていますが実はきゅうりは冷凍保存ができるということがわかりました。
ですが、一度冷凍してしまうと冷凍する前の新鮮なきゅうりとは食感ならも変わってしまいます。
それでも正しく解凍することで、きゅうりを丸ごと食べるのは難しくても、サラダやそのものなのできゅうりの味や食感を楽しむことも可能です。
またまるごと冷凍しておいたきゅうりも、半解凍でスライスしたりすることで水分がたくさん出るため、 塩もみきゅうりと同じような状態になるため、時短でさっと逸品作りたい時にもとても便利です。
たくさん手に入って腐らせてしまうことがないように、余ったぶんは冷凍保存をして賢く食べきってください。