松茸の表面にぬめりが出ている!ぬめりの対処法と食べる判断基準!

高級食材である松茸。

秋のシーズンになると、よく市場にも出回ってきます。

さまざまな料理に使われて、非常に美味しいですよね。

 

そんな松茸ですが、ぬめりが出る場合があるようです。

どうして松茸はぬめりが出てしまうのでしょうか?

今回はぬめりの原因や松茸の正しい調理法を見ていきます。

また、おすすめの松茸レシピを紹介するので、併せて参考にしてみてください。

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ぬめりがある松茸は食べても大丈夫?

 

松茸を購入すると、中にはぬめりがあるものがあるケースがあります。

ぬめっていると、何か鮮度に問題があるような気がして、腐っているのではと考えたくなります。

ぬめりのある松茸は食べられるのでしょうか?

 

まず、松茸はぬめりがあっても問題なく食べられます。

基本的に、松茸は乾燥していないものが良いと言われているのです。

そのため多少ぬめりがあっても、全く問題ありません。

 

腐っている松茸は、ドロドロに溶けていたり、明らかな異臭がしたりします。

このような松茸は、腐敗が進み食べられなくなっていますので、残念ですが諦めましょう。

ぬめりがあっても食べられますが、気になる方も多いかもしれません。

次項では、詳しい松茸の洗い方を見ていきますので、参考にしてみてください。

 

松茸は洗うもの!?香りの良さをキープしたまま綺麗に洗う方法は?

 

松茸というと、独特の香りが魅力です。

ただ、松茸を洗ってしまうと、その香りが飛んでしまうため、洗わないほうがいいのでは?という意見が強いようです。

松茸は洗うべきでしょうか?それとも洗わないほうがいいのでしょうか?

 

購入した松茸が綺麗な状態であるならば、洗わないほうがいいようです。

ただ、流通の過程で汚れがついているケースが多いので、水に濡らしたキッチンペーパーなどで、軽くふくといいでしょう。

この場合、カサの裏側や、石づきを軽くふいてあげると汚れが落ちて綺麗になります。

 

松茸の中には、土や泥がついている場合があります。

流石に土や泥がついていると、気になってしまいますよね。

このような場合は、松茸を洗ってしまっても問題ありません。

むしろ、土や泥をそのままにしておくと、食感が悪くなり、松茸を存分に楽しめません。

では、松茸の正しい洗い方を見ていきましょう。

 

【松茸の洗い方】

①.ボウルに水を張る(流水で洗うのはNG)

②.さっと短時間で優しく指でこするように洗う

③.洗った後はキッチンペーパーで水気をしっかりとふき取る

 

冷凍松茸の美味しい調理法!上手な解凍のコツ

松茸は鮮度が大切です。

保存方法はしっかりとしましょう。

おすすめの保存方法は冷凍保存です。

松茸をキレイにして、食べやすい大きさに切ってからジップロックに入れて冷凍保存します。

このようにすると、約1~2カ月程度は持つので、松茸を長く楽しめるのです。

 

では、冷凍した松茸はどのように解凍したらいいのでしょうか?

冷凍した松茸は、基本的に解凍せずにそのまま料理に使った方がいいでしょう。

そのために、食べやすい大きさに切ってから保存するのです。

レンジなどで解凍してしまうと、松茸の細胞が破壊され、風味や旨味がなくなってしまいます。

 

どうしても解凍する場合は、氷水で解凍する方法をおすすめします。

氷水の中にジップロックの松茸を入れてじっくりと解凍します。

こうすると、松茸の風味や旨味を破壊せずに解凍することが可能になるのです。

 

松茸のレシピ5選を大公開

 

簡単にできる松茸レシピを紹介していきます。

参考にしながら、松茸料理を楽しみましょう。

 

1.松茸のホイル焼き

 

【材料】

・松茸:1.5本

・すだち:1個

・ポン酢か塩:適量

 

【作り方】

①.松茸の汚れを取り、十文字に切る(大体四等分くらい)」

②.アルミホイルに包み、魚焼きグリルで4分蒸し焼きにする

③.アルミホイルを開き、さらに2分焼く

④.すだちを添えて完成。お好みでポン酢や塩を振り返ると一層美味しくなります

 

2.松茸ご飯

 

【材料】3~4人分

・米:2号

・松茸:2本

・だし汁:2号分

・みりん:大さじ1.5

・白だし:大さじ2

・塩:小さじ1/2

・日本酒:大さじ2

・昆布:2枚

 

【作り方】

①.お米を研ぎ、調味料をすべて炊飯器に入れる

②.松茸を食べやすい大きさにカットし炊飯器に入れる

③.炊飯を開始し、炊き上がったら全体をよく混ぜて完成

 

3.松茸の土瓶蒸し

 

【材料】

・白だし:適量

・松茸:1/2本スライス

・エビ:1尾

・鶏肉:2~3切れ

・ミツバ:適量

・すだち:適量

 

【作り方】

①.白だしでお好みの濃さの吸い物を作る

②.土瓶に松茸、エビ、鶏肉を加えて沸かします

③.具材の火が通ったら火を止め、ミツバを加えてすだちを絞って完成

 

4.松茸の茶わん蒸し

 

【材料】

・松茸の吸い物の素:2袋

・ぬるま湯:300ml

・卵:2個

・しめじ:20g

 

【作り方】

①.吸い物の素をぬるま湯で溶きます。常温以下にしたらしめじを加えます

②.卵をよく溶いて、①とよく混ぜます

③.②で作った液を器に入れて、表面の泡をチャッカマンで使って消します(チャッカマンで火をつけて泡に近づけると、泡が消えます)

④.③を蒸し器にかけ、はじめはフタをして3分。その後火を消して8分加熱して完成

 

5.松茸の天ぷら

 

【材料】

・松茸:2本

・すだち:1切れ

・塩:適量

・揚げ油:適量

 

[衣]

・薄力粉:大さじ6

・片栗粉:大さじ2

・塩:少々

・冷水:100ml

 

【作り方】

①.松茸を縦に4等分に切る

②.ボウルに衣の材料を入れざっくりと混ぜる

③.松茸に②の衣をまぶし、180℃に熱した油で揚げる

④.器に盛り、すだちと塩を添えて完成

 

松茸はぬめりが出ても大丈夫

 

松茸はぬめりが出ていても食べられるようです。

腐っている松茸は、明らかな異臭がしたり、ドロドロに溶けていたりします。

今回は松茸のぬめりに関する情報や、賢い保存方法を紹介しました。

どうやら、松茸は冷凍保存がおすすめの保存方法のようです。

 

また、それ以外にも簡単にできる松茸レシピも見てきました。

松茸を楽しむためにも、ぜひ、本記事を参考にしてみてください。

きっと、松茸を堪能できるでしょう。