再冷凍すると危険!?再冷凍をしてはいけない食品の種類や理由は?

冷凍した食品を解凍し、余ってしまった場合、また冷凍したくなります。

ですが、食品の再冷凍は基本的にあまりいい行為ではありません。

品質が損なわれてしまうために、できるのなら、食べきってしまった方がいいでしょう。

 

今回は特に再冷凍してはいけない食品の種類を紹介し、その理由を見ていきます。

一体、どんな食品は、再冷凍すると危険なのでしょうか?

危険な食品を知り、冷凍するようにしましょう。

では、早速見ていきます。

 

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食品の再冷凍が危険な理由

 

スーパーなどで当たり前に手に入る冷凍食品ですが、とても便利ですよね。

食べたい分だけ利用できるので、日常的に冷凍食品を利用する方も多いはずです。

しかし、冷凍した食品を解凍し、食べきれなかった場合、どのようにしていますか?

 

再冷凍するという方も意外と多いかもしれません。

しかし、再冷凍はおすすめできる保存方法ではありません。

解凍してそのまま食べればいいのですが、余ってしまって保存すると、微生物が繁殖しやすくなります。

そのため、食中毒などの危険があるのです。

 

また、一旦解凍したものを再冷凍すると、どうしても旨味の成分である細胞が壊れやすくなり、品質が低下してしまうのです。

再冷凍した美味しくなくなってしまうのは、風味が損なわれ、旨味の成分が抜け出てしまったためと言えるでしょう。

 

食中毒の危険がありますし、また、旨味の成分の流れ出てしまうので、基本的に食品於再冷凍はおすすめできないのです。

 

 

再冷凍してはいけない食品は?

冷凍食品の場合、基本的に解凍したものは、そのまま食べてしまうようにしましょう。

一度解凍したものを、再度冷凍してしまうと、どうしても風味損なわれてしまいます。

また、細菌が繁殖しやすくなり、食中毒の原因にもなります。

そのため、冷凍食品のほぼすべてが再冷凍しないほうがいいです。

 

アイスクリームなどは、再冷凍できそうに思えますが、一度溶けてしまったアイスを冷凍しても、触感は風味は元には戻りません。

 

また、肉や魚も同じことが言えます。

特に解凍するとドリップと言って旨味が抜け出てしまいやすくなるため、それを再冷凍すると著しく品質が劣化してしまうのです。

 

 

肉を再冷凍したものは食べてもいいの?

 

肉の再冷凍は、味や食感の問題があるのですが、それ以上に食中毒の危険があるため、NGと言えます。

特に冷凍と解凍を繰り返すと、どうしても食中毒に原因になる微生物の活動が活発になり、増殖してしまいやすくなります。

 

このような理由があるため、基本的に再冷凍は止めた方がいいでしょう。

再冷凍しても、熱が通せば問題ないのでは?と考えるかたもいるのですが、微生物の中では100℃以上で熱しても生き残るタイプもいるのです。

 

但し、肉の再冷凍は条件が重なれば可能です。

一度完全に解凍したものは、食中毒の危険があるため再冷凍はNGですが、冷蔵庫で解凍したものは、再冷凍が可能になっています。

冷蔵庫の解凍は、温度が一定に保たれているため、微生物の増殖を抑えることができるのです。

冷蔵庫の温度が5℃前後に保たれていれば、肉の再冷凍は可能になっています。

しかし、それでも品質は損なわれてしまいやすくなるので、できるのであれば、解凍した肉はそのまま使ってしまった方が無難です。

 

 

再冷凍すると魚はどうなる!?再冷凍した魚は食べても大丈夫なの?

 

魚の再冷凍も、既に紹介した理由の通り、味や食感が失われるだけでなく、食中毒の危険があるため、おすすめではできません。

 

特に魚は一度解凍したものを再冷凍すると、筋肉組織の中の水分が流れ出てしまい、食感が悪くなり、品質が低下します。

味が悪くなりますし、ぱさぱさとしてしまうため、再冷凍はしないほうがいいでしょう。

 

また、一度解凍したものを再冷凍すると、傷みやすくなります。

再冷凍した時点で、傷んでなければ、冷凍しても食べられますが、やはり、解凍した魚は傷みやすくなっています。

傷んだ魚をそのまま解凍すると、食中毒などの危険が増してしまうので、魚の再冷凍はできる限りしないほうがいいでしょう。

 

お腹を壊してしまったら、元も子もありませんし、何よりも風味や味が落ちてしまうので、美味しさを十分に堪能できません。

リスクだけが増すだけで、再冷凍にはいい所が何もないので、一度解凍したものは、そのまま食べてしまうようにしましょう。

どうしても食べきれなかった場合は、再冷凍するのではなく、処分してしまった方が、食中毒のリスクを防ぐことができます。

 

 

再冷凍はしないほうがよい

 

冷凍食品が数多く登場しています。

また、自分で食品を冷凍して保存するケースもあるでしょう。

今回は食品の再冷凍について見てきました。

 

一度解凍した食品が余ってしまった場合、どうしても再冷凍したくなります。

しかし、味や品質が落ちるだけではなく、微生物が繁殖し食中毒の原因にもなります。

そのため、一度解凍した食品は再冷凍するのではなく、食べきってしまうようにしましょう。

 

食品を無駄にしないためにも、解凍する際は、食べる分だけ用意して、なるべく無駄にならないようにすることが鉄則です。

本記事を参考にしながら、再冷凍の危険性をしっかりと自覚し、冷凍食品の利用法をよく考えるようにしましょう。