仕事の書類作成などでWordを使う方も多いのではないでしょうか？
かなり便利な書類作成ソフトですが。意外と細かい使い方がわからないという方は多いようです。
Wordにはページ番号を振る機能がありますが、その機能にもたくさんの種類があります。
今回は、Wordのページ番号に関しての情報を、たっぷりとお届けします。
ページ番号をセクションで変えたり、各ページに割り振ったりする方法など、幅広く見ていきましょう。
本記事を参考にすれば、もっとWordが便利に使えるようになるでしょう。
それでは、早速解説していきます。
ページ番号をセクションで変える方法とは？
Wordではセクションごとに異なるページ番号を振れるようになっています。
そのやり方をこちらで確認していきましょう。
1．ページ番号を始めるページの先頭をクリックします。
2．［レイアウト］→［区切り］→［次のページから開始］の順にクリックしていきます。
3．セクション区切りの後のページを開きます。ページ番号を表示するヘッダーやフッターの領域内をダブルクリックしましょう。［ヘッダーとフッター］ツールの［デザイン］タブが開きます。
4．［前と同じヘッダー/フッター］をクリックします。そこで、ボタンの選択を解除しましょう。すると、前のセクションのヘッダー、フッターを切断できます。
5．［ヘッダーとフッター］グループをクリックし、［ページ番号］をクリックし、場所を選択します。そこでギャラリーを表示させ、スタイルを選択します。
6．［ヘッダーとフッター］グループで、［ページ番号］→［ページ番号の書式設定］の順にクリック。さらに［ページ番号の書式］のダイアログボックスを開きます。
7．［書式番号］をクリックし、a。b、cやⅰ、ⅱ、ⅲなどの番号付け書式設定をクリックし完了です。
少し操作は複雑になりますが、1つずつ確認していき、操作を進めていきましょう。
Wordのページ番号を表紙に入れたくない！任意で除きたいときは？
Wordで書類を作成していると、表紙を作るケースもあるでしょう。
何十枚も書類を作ると、ページ番号は必須ですが、そのままの設定では、表紙にもページ番号が入ってしまいます。
表紙のみページ番号を削除する方法はあるのでしょうか？
もちろん、表紙のみページ番号を取り除けます。
その操作方法を見ていきましょう。
【表紙にページ番号を入れない方法】
1．［ページレイアウト］タブを開きます。そこで［ページ設定］グループの［ページ設定］ダイアログを表示させるボタンをクリックします。
2．［その他］タブの［ヘッダーとフッター］領域にある［先頭ページのみ別指定］にチェックを入れます。その状態で［OK］を押しましょう。
3．［挿入］タブを開きます。そこで［ページ番号］→［ページ下部］→［番号のみ］の順がんでクリックしていきます。これでページ番号が挿入されるはずです。
4．［ページ番号］をクリックします。［ページ番号の書式設定］を選択します。
5．［ページ番号の書式］のダイアログが表示されます。そこで［開始番号］に［0］と入力しましょう。その状態で［OK］を押します。
この設定で、表紙のみページ番号が削除されるはずです。
表紙にページ番号を入れたくない場合は、以上の方法を試してみてください。
Wordのページ番号に1/2と通し番号を入れる！総数の表示法は？
Wordのページ番号に、通し番号を入れたい場合もあるでしょう。
その際は、どのようにしたらいいのでしょうか？
通し番号を入れる方法を解説していきます。
1．各セクションの総ページ数を確認し、ブックマークの格納しよう
①．セクション1の任意の場所にカーソルを置きます。その状態で、Ctrl＋F9キーを押します。
②．｛ ｝の中に、Set sec1と入力し、半角スペースを入力します。その状態で、Ctrl＋F9キーを押します。
③．SectionPagesと入力します。
④．フィールドコードを選択します。そこで、shift＋F9キーを押し、フィールドを非表示にします。
2．前のセクションページとページ番号という式を挿入しよう
①．セクション2のヘッダー/フッター内にカーソルを置きます。その状態で、［前と同じ］を解除します。
②．Ctrl＋Fキーを押します。そこで｛ ｝に＝sec1と入力します。さらに、Ctrl＋F9キーを押します。
③．Pageと入力します。
④．フィールドコードを選択します。そこでCtrl＋F9キーを押して完了です。
セクション３のヘッダーやフッターの操作も同様です。
｛＝sec1＋sec２＋｛Page｝｝という式を挿入するだけです。
やや複雑なのですが、慣れてくると、問題なく操作ができるようになるでしょう。
Wordの操作方法を覚えておくと便利
Wordの操作方法は実にさまざまあります。
全てを把握するのは難しいですが、必要な操作方法を覚えておくと便利です。
今回は、Wordの中でも使用頻度の高い「ページ番号」にスポットを当て、色々な情報をお届けしました。
ページ番号にもいくつか種類があって、表紙のみ番号を消す方法や、連番を振る方法など、幅広くあります。
書類を作成する場合、長くなるほどページ番号は必要になります。
その際に、ページ番号に関する情報を知っていれば、かなり便利にWordを使えるようになるでしょう。
ページ番号で迷ったら、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
きっと、Wordがもっと快適に使えるようになるでしょう。