薪ストーブがある家庭はなかなか珍しいのですが、今注目を浴びているようです。
やはり、薪をくべて火を熾すとそれだけで温かい気持ちになります。
そんな薪ストーブですが、掃除が大変そうと思うかもしれません。
また、どのくらいの頻度で掃除をしたらいいのでしょうか?
今回は薪ストーブの掃除の頻度について解説し、さらに錆びを防ぐための掃除のやり方も見ていきましょう。
薪ストーブを持っている方は必見です。ぜひ、参考にしてみてください。
そもそも薪ストーブってどんな暖房器具?
薪ストーブというと、薪をくべて火を熾す暖房器具を思い浮かべると思います。
しかし、実は薪ストーブは実に多彩な種類があるのです。
そこで、まずは薪ストーブがどんな暖房器具なのか見ていきましょう。
薪ストーブには主に2つの種類があります。
1つは「輻射式」
もう一つは「対流式」
この2種類があるので、それぞれ見ていきましょう。
〇輻射式ってどんなタイプ?
輻射式の薪ストーブは、中央から周りへ向かって放射するタイプです。
そのため、蓄熱性が高く、長時間にわたって大量の熱を放射してくれます。
また、火が落ちても熱が冷めにくく、暖かい環境が続くメリットがあります。
〇対流式ってどんなタイプ?
対流式の薪ストーブは、蓄熱性を持ちません。また、多くはスチール製です。
スチール製であるため、即暖性に優れており、狭い部屋などでは有効と言えるでしょう。
但し、蓄熱性が乏しいため、火が消えてしまうと、すぐに部屋が寒くなってしまいます。
それぞれの特徴を知り、薪ストーブを選んでみると良いのではないでしょうか?
寒くなってからじゃ遅い!?薪ストーブの煙突掃除はどの時期?
薪ストーブを使う上で、煙突の掃除は必ずしなければなりません。
このメンテナンスを怠ると、暖房効率が悪くなりますし、さらに、故障などのトラブルが多くなります。
そのため、薪ストーブを導入したのであれば、必ず煙突掃除をするようにしましょう。
そんな薪ストーブの煙突掃除ですが、一体、どの時期に掃除をすれば一番効果があるのでしょうか?
薪ストーブのシーズンの冬になる前に、掃除をしたいところですが、最も効果的な時期はいつなのかを見ていきましょう。
薪ストーブの掃除は、基本的にシーズンオフの時期に済ませるのが無難です。
早いうちにメンテナンスを済ませておくと、薪も乾燥し、使いやすくなります。
そのため、夏場にメンテナンスを行うのがいいのではないでしょうか?
また、薪ストーブの掃除の頻度ですが、最低でも1年に1度は掃除することをお勧めします。
こうしないと、数日で詰まってしまう可能性が高くなるのです。
但し、使い方によっては、もっと早いペースでメンテナンスをする必要もあります。
基本的にはワンシーズン使ったらメンテナンスを行い、煙突の状態を見てみましょう。
それ以外にも、プロの目で煙突の状態を判断してもらうようにすると、より一層効果的です。
なかなか面倒に感じますが、薪ストーブは手入れを含めて魅力であるので、面倒くさがらずに、しっかりとメンテナンスをするようにしましょう。
ストーブの炉内が錆びだらけに!?未然に防ぐためにやるべきこと
薪ストーブは、しっかり手入れをしていても、錆で覆われてしまうケースがあります。
錆が発生すると、危険ですし、暖房効率も落ちてしまいます。
そのため、錆をいかに未然に防ぐかが大切になってくるのです。
薪ストーブで炉内が錆びだらけにならないための秘訣やポイントなどはあるのでしょうか?
コチラで錆を未然に防ぐための方法を見ていきましょう。
基本的に炉内を錆びだらけにしないためには、シーズンオフ時の手入れが重要になってきます。
まず、炉内の灰をキレイに掃除し、その後、ストーブポリッシュと呼ばれるワックスを塗っておくとよいでしょう。
錆止めに使うワックスは、ストーブポリッシュという専用の商品もあるのですが、サラダ油やオリーブオイルなどでも代用が可能になっています。
ただ、サラダ油やオリーブオイルを使う場合は、少し注意が必要で、天然の製品であるためべとついたり、ホコリが付きやすくなったりしてしまいます。
そのため、できる限り専用のメンテナンス商品を使うことをお勧めします。
また、食用のサラダ油やオリーブオイルの中には、食塩が含まれているケースがあるようなのですが、こちらをメンテナンスに使ってしまうと、逆に塩分で錆の原因になってしまうので、止めましょう。
あくまでも基本は専用のストーブポリッシュなどを使うのが一般的です。
暖かい薪ストーブ
薪ストーブを使って暖かい冬を過ごしたい。
そんな風に考えるかたも多いでしょう。
確かに薪ストーブは雰囲気もありますし、暖かいですよね。
今回は薪ストーブを効果的に使うための方法をいくつか紹介しました。
まずは、薪ストーブの種類について説明し、その後、メンテナンスの時期について解説しまいた。
基本的に薪ストーブのシーズンオフの時期にメンテナンスをするのがいいでしょう。
それ以外にも炉内の錆を防ぐための方法も見ていきました。
薪ストーブを正しく使い、暖かい冬を過ごしましょう。
本記事を参考にしながら、薪ストーブのメンテナンスを進めてください。