イノシシを倒す!憎きイノシシを倒すには急所を狙うこと!

先日、テレビで衝撃のニュースを見ました。

 

通勤途中のサラリーマンの男性に、イノシシが突進し、そのまま

襲われてしまうというニュース。

 

周りの車がクラクションを鳴らしたりしてやっと追い払ったのですが、

男性は大けがを負ったというものでした。

 

 

最近は人が住んでいる街にサルとかイノシシが出たとか、クマが出たとか、

そういう問題が多いですよね。

 

動物はキバを持っていたり鋭い爪があったり、近づくととても危険です。

 

近づかないに越したことはありませんが、向こうから近づいてきたら…。

 

 

戦うか、逃げるか。

 

 

そもそも、逃げられるのか。

 

でも、たまにおじいさんがクマと戦って勝ったとかいうニュースもありますよね。

 

人間は動物と戦って勝てるのか?

 

考えてみたいと思います。

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まず、戦うためには、相手を知らなければなりません。

 

イノシシは、成獣になるとその大きさが100cm以上、体重が

80キロ以上になります。

 

個体によっては、180キロとか、とんでもない大きさのものもいるようです。

 

そして、イノシシの下あごには大きな牙があります。

 

牙は、下から上向きに生えているので、下から突き上げるようにして攻撃し、

相手に大きなダメージを与えます。

 

人間相手だと、その牙をつき上げた時の高さが大人の太ももあたりになるため、

牙が刺さって大けがになることもあるようです。

 

 

そういえば、先日見た、男性がイノシシに襲われたというニュースでも、

男性は太ももに大けがを負ったと言っていたような気がします。

 

 

イノシシは運動能力にも優れています。

 

敵に向かって突進していくときのスピードは時速40キロ以上にもなるようです。

 

時速40キロと言えば、車のスピードと同じようなものですし、

重さ100キロのものが時速40キロで走ってくると思うと、その恐怖は

はかり知れませんね。

 

イノシシは猪突猛進でまっすぐにしか進めない、というのはうそです。

方向転換もうまく、敵に向かってどんどん追いかけていくそうです。

 

 

イノシシの急所はココだ!

 

そんなイノシシ、こういう風に書くと無敵のように思われますが、

弱点はないのでしょうか?

 

 

普通の人がイノシシを素手で捕まえることは不可能です。

 

狩猟でイノシシを狙う人も、銃で猟をするとか、罠を仕掛けて

捕るわけですから、当たり前のような気がします。

 

イノシシの急所は「心臓」と言っていいと思います。

 

心臓を止める以外、倒しようがないと思います。

 

 

だって…相手を敵とみなしたときのイノシシの力は前述した通り。

 

棒で一発殴ったくらいではびくともしませんし、逆上して襲い掛かってきて、

こちらがやられてしまうと考える方が正しい考えです。

 

イノシシは、普通の人間にとっては、「無敵」であると考えて、

戦って勝てるとか考えるのはやめましょう。

 

 

イノシシに勝つ方法と危険度について

 

イノシシに勝つ方法…。

 

何度も書いていますが、猟師でない限り、絶対にイノシシには勝てません!

 

イノシシに出くわしても、絶対に戦おうなんて思わないでください!

 

猟師がイノシシに勝てるのは、猟銃を持っていたり、イノシシを罠にかける

方法を知っているからです。

 

 

たとえ野球のバットを持っていたとしても、絶対に勝てません!

 

野球をやっているから前から向かってくるスピードには自信がある、と思う

人もいるかもしれませんが、まず、バットの振り方が違いますしね。

 

縦に振り下ろす前に、突進されて大けがです。

 

しつこいようですが、甘い考えで近づいてはいけません!

 

 

では、イノシシと出会ってしまったらどうしたらいいのでしょうか。

 

まずは、落ち着きましょう。

 

イノシシは興奮状態でない限りは、自分から離れていきます。

 

イノシシは本当は臆病な動物なので、だからこそ、怒らせると怖いんです。

 

 

ただ、すでに興奮状態であった場合や発情期、至近距離で突然出会ってしまった

場合にはまた話が変わってきますので注意してください。

 

 

もし出会ってしまったら、後ずさりしましょう。

 

大声を出して走って逃げてしまうと、イノシシを興奮させてしまうことに

つながります。

 

前述したとおり、イノシシが興奮状態で走るときのスピードは

時速40キロにもなります。

 

すぐに追いつかれてしまい、後ろが見えない状態なので、すぐに牙で

突き上げられてしまいます。

 

 

もし、興奮状態で襲い掛かってくるような事態に出くわしたら、

まずは、イノシシが向かってきた方向の道を開けるようにしましょう。

 

 

道を開けて、時間を稼ぎ、イノシシよりも高い場所へ避難することが

大事です。

 

イノシシは木に登れないので、同じように、垂直の高さにある場所に

逃げれば、イノシシは追って来られません。

 

そのまま、イノシシがいなくなるまで待ちましょう。

 

山の中で出くわした場合には、木に登るのが一番簡単かもしれません。

 

 

まずは落ち着くこと、イノシシを興奮させないことが大事です。

 

 

イノシシは危険な動物

 

イノシシ、怖いですね。

 

ずいぶん皆さんを脅してしまったように思いますが、本当にイノシシは

危険な動物です。

 

絶対にかかわらないようにしましょう。

 

本当は臆病でおとなしい動物なんです。

 

でも、興奮してしまうと、もう手が付けられないんです。

 

 

私が見たニュースでは、男性に襲い掛かる前に、フェンスに激突していて、

その結果興奮してしまい、近くを歩いていた男性を襲ってしまったという

事だったようです。

 

 

不運としか言いようがありません。

 

 

玄関を出た時にたまたま近くにいたイノシシが子供に襲いかかったという

事件もありました。

 

イノシシが住宅街に出た、追い詰めて網で捕獲、なんていうニュースも

ありますが、それだけ、野生動物が住宅街に下りてくるということが

増えているということです。

 

いつ、同じ目に合うかわかりません。

 

 

何度も言いますが、絶対に立ち向かってはいけません!

気を付けてください!