書類作戦などで、印鑑を使用するケースがあると思います。
その際、朱肉を使いますよね?
あまり、頻繁に使うものではないので、いざ使おうとすると、乾燥したり、硬くなったりすることもちらほら。
そのような時、もう使えないと諦めるのではなく、復活方法を試してみましょう。
実は、使えなくなった朱肉には、復活法があるのです。
今回は、朱肉の復活方法にスポットを当て、色々な情報をお届けします。
朱肉を使っていて困ったら、ぜひ、本記事を参考にしてみてください。
まずは朱肉の種類を確認しよう
皆さんは朱肉には主に2種類あると知っているでしょうか?
詳しい復活方法を見る前に、まずは、朱肉の種類を把握しておきましょう。
では、早速見ていきます。
【朱肉のタイプ】
・スタンプライプ
・練り朱肉タイプ
朱肉には、この2つがあります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
まず、スタンプタイプの朱肉ですが、コチラは今定番となっている朱肉のタイプです。
現在販売されている朱肉の多くは、スタンプタイプの朱肉になっています。
スポンジや布に朱肉の色を染み込ませて、手軽に使えるようになっているのです。
では、練りタイプの朱肉とはどんなものでしょうか?
コチラは簡単に言うと、リップグロスのようになっており、容器に練った朱肉を詰めたタイプを指します。
練りタイプは、現在はあまり多くありませんが、練り直すことで、何度も復活するようになっています。
まだまだ使える!固くへこんだ朱肉の練り直し方法を分かりやすく紹介
練りタイプの朱肉と、スタンプタイプの朱肉では、復活方法が変わってきます。
そのため、それぞれの復活方法を別々に見ていきましょう。
まずは、練りタイプの朱肉の復活方法からご紹介します。
練りタイプの朱肉の場合、固まってしまい使えなくなってしまうケースが多いようです。
このような時は、表面だけが固まっているか?また、全体が固まっているのか判断する必要があります。
それぞれのケース別に復活方法を見ていきましょう。
【表面だけ固まっている場合】
表面だけが乾燥している場合の処置は、比較的簡単です。
まずはヘラを用意し、乾燥した場所をヘラでほぐしていきます。
朱肉の柔らかい部分を掘り返し、少しずつ乾燥した場所を混ぜ合わせると効果的です。
つまり、乾燥した場所を練り直す感覚で行います。
この時、使用するヘラを温めて使うと、より一層練りやすくなりおすすめです。
乾燥した部分が混ざり、柔軟性を取り戻したら、最後に全体を均一に混ぜて手入れは完了です。
【全体が乾燥している場合】
では、朱肉全体が乾燥したしまった場合はどのようにすればいいのでしょうか?
練りタイプは乾燥しやすいので注意が必要ですが。この場合も対処法があります。
基本的に、全体が乾燥してしまった朱肉は、「温める」と回復するのです。
とはいうものの、朱肉の温め方はわからないですよね。
朱肉の温め方は簡単です。朱肉を容器ごとビニール袋に入れて、お湯の中に漬けるだけです。
これだけで、朱肉を温めること可能になります。
温めた朱肉は、ヘラを使って練り直していくと、朱肉が回復するので試してみましょう。
また、あまりに全体がカチカチになっている場合は、ひまし油や専用の朱油というものを使って、混ぜ合わせると回復します。
スタンプタイプの朱肉を復活させる方法が知りたい
スタンプタイプの朱肉は扱いが手軽なのですが、あまり使用しないと、乾燥して使えなくなってしまうケースがあるようです。
このような場合はどうすれいいのでしょうか?
スタンプタイプの朱肉の復活方法を見ていきましょう。
スタンプタイプの朱肉の場合、朱肉用の補充インクを足す方法が一般的です。
こうすると、簡単に朱肉を復活させられるのです。
但し、注意点があって、補充インクがないからと言って、お湯や水を使うのは止めましょう。
水やお湯を使ってしまうので、朱肉の成分が分離してしまい、結果的に使えなくなってしまいます。
この点には注意して、補充用のインクを使うようにしてください。
朱肉の復活劇!こんな方法あるって知ってました?
朱肉のトラブルで多いのは、主に乾燥ですが、それ以外にもトラブルはあります。
また、意外な方法で復活するケースもあるので、コチラで確認していきましょう。
【練り朱肉が柔らくなった場合】
練り朱肉がべちゃべちゃとしてしまった場合、使いにくくなってしまいます。
このような時は、どうしたらいいのでしょうか?
実は簡単な復活方法があるのです。
それは冷蔵庫に入れて乾燥させ冷やすという方法です。
こうすると、冷気を乾燥で朱肉が固まりやすくなり、結果的に押しやすい硬さに朱肉が戻ります。
朱肉が柔らなくなった場合、ぜひ試してみてください。
【スタンプタイプが油っぽい場合】
スタンプタイプでも油っぽくなってしまうケースがあります。
このような時は、ティッシュなどを使い、余計な油分を拭きとってあげると、朱肉が回復します。
とても簡単なので試してみましょう。
捨てるのはもったいなので
朱肉を使う時に、乾燥などで使えなくなったら不便ですよね。
しかし、捨てるのは待ってください。
実は、簡単な方法で復活させられるのです。
今回は朱肉の復活方法を解説してきました。
朱肉には練りタイプとスタンプタイプがあり、それぞれの復活方法をまとめましたので、併せて確認しましょう。
本記事を参考にしながら、朱肉を効果的に使えるようになりましょう。