鹿肉のおいしい食べ方!プロが教える鹿肉の調理方法

ジビエ料理、流行っていますね。

 

私はまだ食べたことがないのですが…。

 

なんとなくそういう料理のお店って敷居が高いというか、

食事もすごく高そうなイメージがあって、チャレンジできずにいます。

 

でも、すごくおいしいらしいという話はテレビでよく見ます。

 

いつか食べてみたいなと思っているのですが…。

スポンサードリンク


 

 

先日、地元にある大きめのスーパーで、鹿肉が売られているのを見つけました。

 

誰が買うのかなぁ…?と思っていたのですが、普通の主婦の方が

かごに入れていたのでとてもびっくりしました。

 

家でもおいしく食べられるのだろうか…と思ったので、調べてみました。

 

 

そもそも、ジビエとは。

 

ジビエというのは、狩猟によって得られた野生の鳥獣の肉のことです。

 

鹿肉、イノシシ肉、野ウサギの肉など、いろいろあります。

 

家畜とは違い、野生の動物なので、いつでもたくさん手に入るわけでは

ありません。

 

なので、ジビエ肉はとても高級な食材です。

 

 

肉質はかためで、赤身の多い肉です。

 

山の中を動き回っているので、引き締まった肉になるのですね。

 

 

次に、食べ方です。

 

鹿肉をはじめとするジビエ肉には、細菌や寄生虫がいることもあるので、

絶対に生食はしないこと。

 

ごくまれに「新鮮なので生食できます」とうたうお店もあるようですが、

ウィルス感染などのリスクがあるので、生食は避けるようにしてください。

 

中までしっかり火を通して食べるようにしましょう。

 

 

厚生労働省からも注意喚起がされています。

 

ジビエ(野生鳥獣の肉)はよく加熱して食べましょう

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000032628.html

 

 

鹿肉の臭みはこの方法で取れる!

 

私はジンギスカンが好きなのですが、北海道に友人と旅行した時に、

ジンギスカンが食べられる!と思って楽しみにしていたのに、友人に

「私、臭いからジンギスカン嫌いなの」と言われてショックを

受けたことがあります。

 

確かに、羊の肉もちょっと臭みがありますよね。

嫌いな人は嫌いだと思います。

 

鹿肉にも、臭みがあります。

 

牛や豚は家畜として、人間が食べやすいように品種改良されているので、

臭みがあまりないのかもしれませんが、鹿肉をはじめとしたジビエ肉は

野生の動物の肉なので、そういう意味ではちょっと食べづらいかもしれませんね。

 

でも、その臭みを取る方法があります。

 

それも、簡単な方法です。

 

 

鹿肉の臭みの原因は、主に、血抜きが不十分であることが多いです。

 

なので、食べる前に血抜きをしっかりすれば、食べやすくなります。

 

 

その方法は、水や牛乳、ヨーグルトなどに漬けることです。

 

レバーの血抜きにも牛乳を使っていたりしますよね。

 

それと同じです。

 

 

ただ、水で血抜きをすると、肉に含まれている水溶性のビタミンが

溶け出してしまう恐れがあるので、牛乳で血抜きをするのが

一番手軽でおすすめです。

 

漬ける時間は1時間くらいでも大丈夫ですが、急がないのであれば、

一晩漬けるとよりおいしく食べられるようになります。

 

 

鹿肉をおいしく柔らかくする方法

 

鹿肉は、赤身が多く、引き締まった肉なので、そのまま焼いて食べても

硬くて食べづらいと思います。

 

それも、ちょっと手間をかけるだけで、おいしく食べることができるように

なります。

 

 

まず、肉についている筋や膜をきれいに取り除きます。

 

筋や膜を取らずに加熱してしまうと、肉が縮むときに筋や膜に

引っ張られてしまうため、肉自体がゴムのように硬くなってしまうことが

あります。

 

シンプルに焼いて食べる場合は、この下処理は必須です。

 

 

もし、肉を煮込んで食べる料理にするのであれば、取り除いた筋や膜は

一緒に煮込むことをおすすめします。

 

鹿肉は脂身が少ないので、筋や膜を一緒に煮込むことによって、

脂分が補われておいしくなりますよ。

 

 

それ以外にもちょっとしたコツがあります。

 

肉は、冷蔵庫から出してからちょっと時間を置きましょう。

 

冷たいままで調理してしまうと、肉が硬くなってしまいます。

 

常温にしばらく置いてから調理すると、おいしく仕上がります。

 

 

また、手に入れてすぐに食べたいと思うかもしれませんが、新鮮な肉であれば、

2、3日熟成させてから調理するといいでしょう。

 

熟成肉も流行っていますよね。

 

熟成させることによって肉は死後硬直が取れて柔らかくなるので、

おいしく食べられます。

 

 

鹿肉をおいしく食べるコツやおいしい調理方法を紹介したサイトを

見つけたので、ご紹介しておきますね。

 

臭みを抜くコツ!柔らかくておいしい鹿肉レシピ5選

https://macaro-ni.jp/32810

 

 

鹿肉は高級食材

最初にも言いましたが、鹿肉をはじめとするジビエ料理って、お店でしか

食べられないものだと思っていました。

 

価格も高いイメージがあるし、なかなか手が出せないものだと思って

いたのですが…。

 

調べてみて、しっかりした処理ができれば、自宅でも、自分でも、おいしく

調理することができるということがわかってびっくりしました。

 

下処理の方法も簡単だし、おいしく食べられるならスーパーで買ってみても

いいかなと思いました。

 

 

ステーキもおいしそうですが、私の中では、ビーフシチューのイメージで

煮込んでみたらとてもおいしいのではないかしら?と思いました。

 

肉がホロホロほどけておいしそうな感じがしませんか?

 

いつか、チャレンジしてみたいです。