ギシギシは実は食用だった!知って得する風味と栄養価について

皆さんはギシギシという野草を知っているでしょうか?

実はギシギシは食べられるのです。

 

今回はギシギシに関する情報を色々解説してきます。

まずは、ギシギシとはどんな植物なのかまとめていきます。

その後、食べるとしたら、どんな食べ方いいのか? また、味はどんな感じなのかを見ていきますので確認していきましょう。

 

ギシギシを知り、食用として食べるのも新しい発見があってもおすすめと言えます。

それでは、早速ギシギシについて解説していきます。

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そもそもギシギシって何?

 

ギシギシという植物を知っているでしょうか?

意外と知られていないため、まずはギシギシとはどんな植物なのか見ていきましょう。

 

まず、ギシギシとはタデ科の多年草の植物です。

日本全国に生えており、やや湿った道端は水辺などの多く生えています。

恐らく、誰でも一度は見たことがあるでしょう。

ただ、名前と実物が一致していないだけです。

 

ギシギシは、葉の付け根から顔を出している、ぬめぬめとした若い芽が食べられるようになっています。

見た目の印象は完全に雑草なのですが、食べられる植物として認知されており、別名「オカジュンサイ」とも言われているのです。

 

 

ギシギシの気になる味とは

ギシギシは食べられる野草なのですが、どんな味がするのでしょうか?

この項目では、気になるギシギシの味について解説していきます。

いくら食べられる野草だとしても、味がいまいちですと、躊躇してしまいますよね。

 

まず、ギシギシの味ですが、ほろ苦い味がするようです。

この辺りは、一般の野草とそれほど違いはないようです。強烈な味わいがあるわけではなく、ほのかに苦みがあり、野草のみずみずしさを感じさせてくれます。

 

苦みがあるのですが、決して食べられないほどの苦みではありません。

決して美味しい野草ではありませんが、料理のアクセントとして、利用する分には十分活躍してくれます。

 

味はほろ苦く、美味しいかと言われれば、必ずしも美味しいとは言えませんが、反対に不味くもないので、食べたことのない方は、一度は試しても見ていいでしょう。

 

 

ギシギシの効果・効能を確認しよう

 

ギシギシの味はわかりましたが、どんな栄養価があるのでしょうか?

ギシギシの栄養や効果を見ていきましょう。

 

野草であるので、そこまで栄養が豊富な食材ではありませんが、健康にも嬉しい効果や効能があるようです。

その効果・効能を見ていきましょう。

 

・便秘の改善

・胃痙攣の解消

・皮膚病(湿疹、かぶれ、かゆみ)などの緩和

・耳痛の緩和

・胆汁の分泌促進

・止血作用

・抗菌作用

・滋養強壮

 

これらの効果があるようです。

主に、皮膚病に高い効果があり、さらに滋養強壮にもうってつけです。

確かな健康効果があるため、ギシギシを食べるのは、メリットがあると言えるでしょう。

 

そんなギシギシですが、どんな食べ方をすればいいのでしょうか?

意外と知られていない野草ですが、おすすめの食べ方があるようです。

次項以降、詳しい食べ方についてご紹介します。

 

 

ギシギシのおいしい食べ方

健康効果のあるギシギシですが、美味しい食べ方を把握しておきましょう。

やはり、どんな食材であっても、美味しくいただきたいものです。

 

まず、ギシギシを食用する際の注意点を見ていきましょう。

ギシギシは野草であるため、そのままの状態では、調理には使えません。

若芽の葉を摘み、熱湯でゆでる必要があります。

茹でたギシギシは、さらに水でさらしてあく抜きをします。

このようにしないと、苦みが強くて食用には向きません。

 

また、生のギシギシには、シュウ酸という結石の原因になる成分が含まれているので、そのまま食用はしない方がいいでしょう。

 

では、茹でてあく抜きをしたギシギシはどんな調理方法をすればいいのでしょうか?

コチラを確認していきましょう。

 

・酢味噌和え

・お浸し

・みそ汁の具

・煮物

・油炒め

・浅漬け

 

これらを参考にし、調理をするといいでしょう。

特に味噌汁や浅漬けになると、毎日でも食べられるのでおすすめと言えます。

 

ここではギシギシの浅漬けの作り方をご紹介します。

 

〇ギシギシの浅漬けの作り方

 

【材料】

・ギシギシの新芽:5本ほど

・塩:小さじ1

 

【作り方】

1.ギシギシの新芽を新葉を取り茹でます。

2.茹で終わったら水にさらし、水を切ってから2~3センチ幅に切ります。

3.大きめのタッパーに入れて塩をかけて、冷蔵庫に一晩おいて完成です。

 

ギシギシの新芽はぬるぬるしている部分が一番おいしいようです。

ぬるぬるした部分は、新芽や新葉に多く含まれているので、丁寧に取り分けるといいでしょう。

浅漬けなら簡単に作れるので、ギシギシを採ってきたら作ってみるといいのではないでしょうか?

 

 

野草なのでどこでも手に入るのが魅力

 

多年草の一種であるギシギシ。

日本全国の至る所に分布しています。

このギシギシは、実は食用として利用できるのです。

 

今回はギシギシにスポットを当て、色々な角度から情報をまとめてきました。

ギシギシとはどんな野草なのか解説し、さらに味や、美味しい食べ方を見てきたので、確認しましょう。

 

野草であり、基本はタダで手に入ります。

おすすめの調理方法も紹介したので、コチラを参考に調理してみてはいかがでしょうか?

きっと新しい味を発見できるでしょう。ぜひ、参考にしてみてください。