結婚すると、お祝いとして結婚祝いを頂きます。
もちろんお祝いをもらったらお返しをしなければなりません。
今回は結婚祝いに関する情報をお届けします。
まずは、お祝いをもらった時のお返しで気を付けるべきことを紹介します。
また、お祝いを贈る側の情報も見ていきましょう。
親や兄弟である場合、どんな贈り物をすればいいのでしょうか?
結婚祝いについての知識を深め、人間関係が円滑になるようになりましょう。
ぜひ、ご覧ください。
結婚祝いをもらった時のお返しの注意点
職場の方から結婚祝いをもらうケースも多いでしょう。
その時は、お返しをしなければなりません。
お返しをする際の注意点を見ていきましょう・
①.お返しを渡す時期は?
職場の方に結婚祝いを頂いた場合、まずは直接お礼を言います。
その後、後日改めてご挨拶させていただきますと伝えましょう。
こうすると、お返しを後日贈るつもりであると伝わります。
基本的にお返しをする時期は1カ月以内と言われています。
ただ、なるべく早く贈るのがベストであると言えるでしょう。
お返しをする際は、会社で手渡しするのが最適なので覚えておきましょう。
②.お返しの熨斗はどうすればいい?
これは女性に多いのですが、結婚して苗字が変わる場合、熨斗には旧姓を書くのではなく、現在の本名を入れるのが一般的です。
ビジネスでは、苗字が変わってしまうと、仕事上の都合が悪くなり、その場合は、旧姓を名乗ることが許されますが、熨斗には、現在の名前を書くようにしましょう。
③.お返しにはどんなものを選べばいいの?
結婚祝いのお返しは、相手のライフスタイルの合わせたものを選びたいものです。
個別にお返しをする場合は、相手のライフスタイルを合わせ、「洗剤やタオルセット」「チョコレート」などがいいでしょう。
会社全体にまとめてお返しをする場合は、お菓子などもいいでしょう。
この場合、一つひとつ袋に入っているものの方が、分けやすくて便利です。
それでもお世話になった会社であるならば、一人一人に個別のお返しをした方が、印象がよくなります。
結婚祝いの金額の相場、親ならどれくらい?
親が子供に対して贈る結婚祝いはいくつかの種類があります。
・結婚式の費用の援助
・ご祝儀
・新婚生活に必要なものをプレゼント
例えば、結婚式の費用を援助する場合は、大体30万~100万円前後が相場となるようです。
また、ご祝儀としてお祝いを渡す場合は、10万~30万円が相場となっています。
それ以外としては、新婚生活に必要なものをプレゼントするケースがあるのですが、こちらも相場は、10万~30万円前後となっています。
現在は子供が主導で結婚式を行うケースも増えているのですが、結婚式費用の援助をする親は多いようです
援助をする場合は、それなりの金額がかかってくるので、親も覚悟が必要です。
結婚式の援助をしない場合は、ご祝儀や結婚生活に必要なものをプレゼントされるといいでしょう。
きっと本人たちも喜んでくれるはずです。
結婚祝い、金額ではなく心を打つ兄弟からの贈り物
兄弟が結婚する場合、お祝いの相場はどのくらいなのでしょうか?
また、心を打つような贈り物をしたいものです。
兄弟だからこそできる贈り物を見ていきましょう。
兄弟のお祝いの相場は、あなたが結婚しているか独身かによります。
例えば独身でまだ働いていない場合、結婚祝いを現金で包む必要はありません。
その場合は、兄弟が喜ぶ贈り物をすると良いのではないでしょうか?
独身で働いている場合、既に自立しているので、目安となる金額は5万円となっています。
兄弟が3人以上いる場合は、他の兄弟とも相談して、金額を合わせるのもおすすめです。
では、既にあなたが結婚している場合はどうでしょうか?
この場合、結婚祝いの相場は10万円となっています。友人の結婚式に参列する場合の相場が5万円程度なっているので、10万円は妥当な数字でしょう。
ちなみに、割り切れる金額は避けられているのですが、10万円は例外となっています。
兄弟へお祝いは現金だけではありません。
心のこもったプレゼントを贈る方法もあります。
この場合、よくプレゼントとして選ばれるのは、新生活に必要な家電のようです。
炊飯器、掃除機、など、生活に必要なものをまだ揃えていないのであれば、そのような製品を贈るのもありでしょう。
結婚祝いを現金で渡しておき、さらにプレゼントを贈る場合は、夫婦箸や名前入りのペアマグなどを贈ると喜ばれるようです。
特に箸は絆を結ぶという意味があり、結婚式のお祝いとしてはかなりおすすめです。
贈る兄弟の趣味に合わせたものを送ってあげると、さらに喜んでもらえるでしょう。
マナーを守りながらお返しを
今回は結婚祝いに関する情報を、さまざまお届けしました。
まずは、あなたが実際に結婚祝いをもらった場合、職場にはどんなお返しをしたらいいのか?その注意点をまとめました。
それ以外にも親である場合、どのくらい結婚祝いを渡せばいいのか、兄弟の場合はどのくらいなのか?を解説しました。
親は結婚式の費用を負担するケースが多くなっており、費用の相場は高くなっています。
兄弟も自分が独身か既婚者かで内容が変わってくるようです。
結婚祝は相手をお祝いする大切な儀式です。
マナーを守りながら、贈り物をしてあげると喜ばれるでしょう。
もらう側も渡す側も、ぜひ、本記事を参考にしてみてください。