シャチハタの朱肉が薄くてにじむ…原因は?対処法はあるの?

シャチハタは便利なハンコなので、持っている方も多いでしょう。

しかし、使っていて薄くなったり、にじんでしまったりする経験はないでしょうか?

手軽に使えるからこそ、トラブルも多い模様です。

 

今回はシャチハタにスポットを当て、さまざまな情報を紹介していきます。

薄くてにじみやすくなる原因とは、どんなものなのでしょうか?

また、このようになってしまった場合、回復する対処法はあるのでしょうか?

 

シャチハタをもっと便利に使うためにも、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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そもそもシャチハタってどんなハンコ?

 

使いやすくて便利なシャチハタですが、具体的にどんなハンコなのか知っているでしょうか?

まずは、シャチハタとはどんなハンコなのか見ていきましょう。

 

シャチハタの文字部分はゴムで作られています。

また、朱肉を使いません。朱肉を使わない代わりに、ハンコの内部の入れたインクを少しずつ使い、判を押す仕組みです。

 

文字部分がゴムでできているので、半永久的に使えるような商品ではなく、定期的な手入れと、交換が必要になります。

また、シャチハタは、変形しやすい特徴があるため、正式な書類には使えないケースが多くなっています。

例えば、生命保険、傷害保険、金融機関に提出す書類などは、シャチハタは不可となっているので注意しましょう。

 

この点を踏まえて、シャチハタの使い方や多いトラブルなどをまとめて見ていきましょう。

 

 

シャチハタの朱肉が水っぽい!交換時期は買ってからどれくらい?

シャチハタは内部のインクがなくなってくると、補充をしなければなりません。

では、どのくらいのペースで補充したらよいのでしょうか?

シャチハタの場合、特にどのくらいの期間でインクを補充した方がいいという決まりはありません。

使用頻度に合わせてインクを補充するようにしましょう。

例えば、判を押していて、印影が薄くなったり、印面が掠れてきたりしてしまった場合は、インクを補充するようにしましょう。

 

シャチハタの場合、最初からインクを補充するのではなく、印面を下にして、約半日間放置するだけでも回復するケースがあります。

これは、シャチハタ内部にあるインクが、下にすることで再びゴム面に浸透し、インクが補充されるためです。

そのため、まずは印面を下にして約半日放置してみて、それでも掠れるようだったらインクを補充するようにするとよいでしょう。

 

では、シャチハタ全体の寿命はどのくらいなのでしょうか?

シャチハタの印面はゴムでできているため、インクを補充していても、このゴム面がダメになってしまいます。

厳密な寿命は決まっていませんが、多くは7年~10年前後で寿命を迎えるようです。

シャチハタはそれほど高価なものではありませんから、長期間使ってゴムがダメになってしまった場合、交換されるようにするとよいでしょう。

 

 

シャチハタが水っぽい時の対処法とは

 

シャチハタが水っぽくなってしまう原因の多くは、インクの補充のし過ぎです。

このような場合は、どのような処置をすればいいのでしょうか?

手軽な方法は、インクをすべて抜いてしまうことでしょう。

 

インクの挿し口を逆さまにして、一旦インクを抜き出します。

同時に、捺印部分から漏れたインクも、すべてふき取るようにしましょう。

簡単に言うと、できる限り、インクを落とした状態にするのです。

こうすると、インクの補充のし過ぎを防ぐことができ、対処できるようになります。

 

インクの補充のポイントですが、多くは2~3滴程度で問題ありません。

2~3滴と言うとかなり少なく感じますが、それでも十分インクは回復するのです。

ここで大量にインクを補充してしまうと、当然ですが、水っぽくなってしまいます。

この点に注意して、インクの補充をするようにしましょう。

 

 

シャチハタは水洗いしても大丈夫?インク補充の時のゴム部分の掃除法

 

シャチハタは水洗いしても大丈夫なのでしょうか?

こちら条件付きですが、水洗いが可能になっています。

まず、シャチハタ全体を水洗いするのは止めましょう。

インクの補充タンクに水が入ってしまい、使えなくなってしまいます。

ですが、印面のゴムの部分を水洗いするのは可能です。

こうするとゴム面の汚れを取ることができるです。

 

但し、もっと手軽なゴム面の掃除方法があるのでコチラで確認していきましょう。

ゴム面の掃除にはセロハンテープによる手入れ方法が便利です。

用意するものはセロハンテープだけです。

やり方を見ていきましょう。

セロハンテープの接着面に、シャチハタのゴム面を当てて、スタンプをするだけで手入れは完了です。

こうすると、接着により、ゴム面の汚れが取れるのでおすすめです。

また、かすれて押しにくくなった場合も回復するケースがあります。

ブラシを使って掃除すると、ゴム面を傷めてしまう可能性があるので、やらないようにしましょう。

 

 

水っぽくなるトラブルは実は多い

 

シャチハタが水っぽくなってしまうトラブルは実は多いようです。

今回はシャチハタにスポットを当て、水っぽい時の対処法、交換時期の目安などを紹介しました。

シャチハタは消耗品ですが、手入れをして使えば、大体10年前後は長持ちするようです。

 

今回紹介したポイントを抑えながら、シャチハタを使うようにすると、長く使えるようになるでしょう。

物を大切にする心を忘れずに、シャチハタを使うようにしてください。