子育て世代にとって、子育ての費用はかなり気になる問題です。
一体、子育てにはどのくらいの費用がかかるのでしょうか?
今回は子育てにかかる費用をまとめて紹介していきます。
目安となる、必要な年収がどのくらいなのか確認していきましょう。
子育ては非常に大変ですので、なるべくならゆとりをもって行いたいものです。
本記事を参考にしながら、おおまなか費用を把握するようにするといいでしょう。
それでは、早速子育て費用を解説していきます。
子育て世代の理想の年収はどのくらい?
子育てにはお金がかかる。
これは誰もが知っていることでしょう。
この項目では、子育て世代が感じている、理想的な年収がいくらなのか見ていきます。
結論から先にお話しすると、子育て世代が理想としている年収は、約1,000万円だそうです。
ただ、年収1,000万円というと、かなり限られた世帯だけでしょう。
実際の年収は平均的にすると600~700万円程度であり、理想と現実の差は300万円ほどあるのです。
もう少し詳しく理想的な年収について見ていくと、次のような結果になりました。
理想は、夫の年収が約750万円。妻の年収が約270万円だそうです。
こうなると、大体約1,000万円近い年収になり、子育てが楽になると考えているようです。
ですが、現実はかなり差があって、夫の年収は約600万円、妻の年収は約150万円となっています。
ちなみに、女性よりも男性のほうが、自分自身の年収と理想の年収に開きがあると思っているようです。
やはり、いつの時代もお金を稼ぐのは大変のようですね。
新米ママさん必見!子育てにかかる費用の相場はどれくらい?
子育てにかかる費用がどのくらいか知っているでしょうか?
子供を一人育てるのは、非常に大変です。
しっかりと計画的にお金を使う必要があります。
また、どのくらいの費用がかかるのか、把握しておきましょう。
子育ての費用は、子供の年齢別に変わってきます。
また、幼稚園も公立にするか私立にするかで費用は変わってくるのです。
一般的に、0歳から6歳までの間であれば、平均すると、公立幼稚園を選んだ場合は、年間120万円。私立なら180万円がかかります。
では小学校に上がってからはどうでしょうか?
こちらも公立と私立で大分費用が変わってきます。
例えば、公立の小学校では、年間30万円程度の費用ですが、私立の学校では、年間150万円がかかります。
ここに習い事のお金や、生活費などが加算されるので、子育て費用は、かなりかかってしまいます。
高校に上がると、費用もより一層上がります。
例えば、公立高校では、年間40万円。私立高校で年間100万円の費用がかかってきます。これにプラスして、生活費がかかってくるので、場合によっては年間で200万円近くかかってしまう計算になります。
大学になると、一人暮らしをするケースも出てきます。大学生の仕送りは、年間で120万円とも言われており、授業料と合わせると、年間で数百万円のお金が動きます。
もちろん、私立大学にあると、その分学費もアップするので、負担は大きくなるはずです。
では、結局まとめるとどのくらいのお金がかかるのでしょうか?
仮にすべての学校を公立で進んだ場合は、子供一人当たり1,200~1,300万円となっています。
私立だけで通わせた場合は、2,500~2,700万円程度の費用がかかってきます。
以上のことから、公立にするか、私立にするかで大分費用の相場が変わってくるので、注意が必要です。
つまり、子育てに必要な金額は、高級車やマンションが買えてしまうくらいの金額になるのです。
思ったよりもかかる!?0歳の子にかかる子育て費用の平均
ここまで子供は独り立ちするまでに必要な費用を見てきました。
では、0歳の赤ちゃんを育てる場合、1年でどのくらいのお金が必要になるのでしょうか?
コチラを確認していきましょう。
まず、1歳になるまで、大体100万円かかると言われています。
0歳と言っても、結構なお金がかかってくるようです。その費用の実態を見ていきましょう
0歳児を育てる場合、最もかかる費用が生活用品費です。
これは、ベビーベッドやベビーカー、ミルク代などになります。
コチラは大体年間で22万円前後かかるようです。
またこれにプラスして、子供の保険代金、食費、衣類費などさまざまかかってきます。
さらに、お祝いの行事費などもあります。
特に1歳になるまでに、たくさんのお祝いがあり、行事費も年間で15万円前後となり、結構な出費となります。
これらを総合して考えていると、0歳児であっても年間で100万円前後の費用がかかってくるようです。
子供が0歳の時には、奥さんは育児で働けなくなるので、あらかじめ教育費や生活費を備えておく必要があると言えるでしょう。
子育てにはかなりの費用が必要となる
子育てにはかなりの費用がかかってきます。
特に私立の学校に通わせた場合、マンションが買えるくらいの金額が必要になるのです。
今回は子育てに必要となる年収の目安や、具体的にどのくらいの費用がかかるのかを見てきました。
また、0歳の赤ちゃんにかかる費用も併せてまとめてきました。
赤ちゃんであってもかなりの費用がかかるので、子育ての資金の計画はしっかり行った方がいいでしょう。
おすすめは早い段階でライフプランを立てることです。
計画的に貯蓄をしていき、子育てに備えるといいでしょう。
本記事が、子育ての費用の参考になれば幸いです。